ハンコを作成した経験

私は今年で33歳になりますが、これまでの人生で3回ハンコを作成したことがあります。
一回目は中学卒業時。
卒業記念にシンプルなハンコを作成しました。
少し大人になったような気がして、うれしかったのを覚えています。
二回目は大学卒業時。
大学卒業記念に銀行印と実印をつくりました。
初めて自分でデザインを選んで注文したり、完成までの全過程を経験できました。
ハンコの作成と同時に、立派なケースも発注し、まるで家宝のように今でも大事に扱っています。
作成した新しい銀行印で、給与振込口座を開設しました。
これから社会人として、一人で自立して生きていくんだと、気持ちを引き締めた記憶があります。
三回目は結婚の時。
姓が変わるので、新たにハンコを作成しようと思っていた矢先に、母からプレゼントしたいと連絡がありました。
ハンコ、ケースともに、母に全てをお任せしました。
できあがってプレゼントされた時は、姓が変わって寂しいような、でも嬉しいような複雑な気持ちでした。
嫁いだ娘に幸せになって欲しいという母の気持ちがつまっている大切なハンコです。
振り返ってみると、新たな門出を迎えたタイミングでハンコを作成していたことに気づかされます。
大人になった証、生きてきた証のような存在なので、作成する時は信頼できる方にお任せしたいと思っています。

ハンコは作品が際立つ?

書道を習っていた時に、作品の最後に自分の名前を書いているのですが、その名前の下に、自分のハンコを押すと、もっと作品がよくなると聞いていました。
習字の先生が、みんなの分を作ってくださるとおっしゃったのですが、何しろ一人づつつくるのには、相当な時間を要します。
そんな時に、あるデパートの物産展で、ハンコを作ってくださるという業者が来ていて、陶器でできたハンコを掘ってもらうことにいたしました。
お願いしてから、2か月くらいはかかるといわれ、忘れていたころ、ハンコが届きました。
月に二回くらい、書道を習っているのですが、その作品の隅の一番下に名前の後にハンコを押すことにしていて、これまでどのくらい押したかわかりません。
でも、ハンコっていいですね。自分の作品っていう感じで、楽しく押しています。数年前よりは、字も少しはまとまってきましたし、ハンコをつくったことで、
作品に押すことができるので、とてもうれしいです。
逆さに作らなくてはならないので、それには技術がいるのですよね。とてもにこやかな職人さんで、若蔵さんというその職人さん、自分のハンコには、象さんが彫られていて、その横にお名前が入っているのでした。とてもユニークなハンコで、見ていてとてもかわいらしく、私も遊び心を持ちたいときは、こんなハンコもいいなあと思っています。

サブコンテンツ

このページの先頭へ